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  • 執筆者の写真shoko-p

ピアニストが消えた九州大会

更新日:8月3日

今回もまた「合唱団みなまた裏話」です。


1999年(平成11年)の九州大会は長崎市、ブリックホールでした。

この年歌ったのは、課題曲はルネサンスポリフォニー(の何か)

自由曲は「しゅうりりえんえん」から「ばんか(挽歌)」「ひかりのたき」でした。


ピアニストIは少し前に風邪を引き、ひどく咳き込むようになっていました。

ソプラノのパートリーダーでもある彼女はよせばいいのに、 

課題曲も歌い、そして自由曲を弾くためにピアノに座りました。

自由曲一曲目の「ばんか」はアカペラ、その間に気持ちを切り替えるつもりでした。

が、課題曲で歌ったツケが・・・

「コンッ」小さな咳がひとつ。止まる咳かそうでない咳かはわかるものです。

「まずい」 そう思った彼女はそうっと立ち上がり、

ステージ下手に向かって歩いていきました。

「○○ちゃん、どこ行くの~?」と何人もが目で彼女を追いました。

舞台袖で吐くほど咳き込むと(スタッフの方々は心配そうに見守るがしかし、

水を持ってきてくれるなどはなかった)

どうも客席にもその咳は多少聞こえていたようでしたが、

何事もなかったかのように、もしくは演出であったかのように

「ばんか」の終わりごろにしっかりピアノの前に戻りました。

その後は全く咳き込むこともなく「ひかりのたき」を無事弾き終えました。

そして、結果はナント金賞!(全国大会には行けない金賞)


・・・と第三者目線で書いてしまいましたが、

このピアニストIとはワタクシ(管理人)のことでございます(;^_^A(;^_^A

実は先週風邪を引いてしまい(その前から色々あった・・)

それが治ったと思ったら、咳だけ残ってしまい、今回はひどくはありませんが、

こんなこともあったなあ・・と思い出した次第です。

ワタクシ、このことがあって以来、ピアノを弾くときは歌わない、と決めたのでした。

しかし、こんなことがあっても動じず、金賞の演奏に持って行った指揮者も

団員みんなも素晴らしい!と改めて感謝です。


いよいよ明後日は県大会。

今回もピアノ担当です。咳き込むことのないように、頑張ります!

(頑張るところが違う?)


長崎ブリックホール




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