ピアニストが消えた九州大会
- shoko-p
- 2024年8月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月3日
今回もまた「合唱団みなまた裏話」です。
1999年(平成11年)の九州大会は長崎市、ブリックホールでした。
この年歌ったのは、課題曲はルネサンスポリフォニー(の何か)
自由曲は「しゅうりりえんえん」から「ばんか(挽歌)」「ひかりのたき」でした。
ピアニストIは少し前に風邪を引き、ひどく咳き込むようになっていました。
ソプラノのパートリーダーでもある彼女はよせばいいのに、
課題曲も歌い、そして自由曲を弾くためにピアノに座りました。
自由曲一曲目の「ばんか」はアカペラ、その間に気持ちを切り替えるつもりでした。
が、課題曲で歌ったツケが・・・
「コンッ」小さな咳がひとつ。止まる咳かそうでない咳かはわかるものです。
「まずい」 そう思った彼女はそうっと立ち上がり、
ステージ下手に向かって歩いていきました。
「○○ちゃん、どこ行くの~?」と何人もが目で彼女を追いました。
舞台袖で吐くほど咳き込むと(スタッフの方々は心配そうに見守るがしかし、
水を持ってきてくれるなどはなかった)
どうも客席にもその咳は多少聞こえていたようでしたが、
何事もなかったかのように、もしくは演出であったかのように
「ばんか」の終わりごろにしっかりピアノの前に戻りました。
その後は全く咳き込むこともなく「ひかりのたき」を無事弾き終えました。
そして、結果はナント金賞!(全国大会には行けない金賞)
・・・と第三者目線で書いてしまいましたが、
このピアニストIとはワタクシ(管理人)のことでございます(;^_^A(;^_^A
実は先週風邪を引いてしまい(その前から色々あった・・)
それが治ったと思ったら、咳だけ残ってしまい、今回はひどくはありませんが、
こんなこともあったなあ・・と思い出した次第です。
ワタクシ、このことがあって以来、ピアノを弾くときは歌わない、と決めたのでした。
しかし、こんなことがあっても動じず、金賞の演奏に持って行った指揮者も
団員みんなも素晴らしい!と改めて感謝です。
いよいよ明後日は県大会。
今回もピアノ担当です。咳き込むことのないように、頑張ります!
(頑張るところが違う?)
長崎ブリックホール
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