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まずは第一部から

  • 執筆者の写真: shoko-p
    shoko-p
  • 3月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月31日

第23回演奏会から早くも一週間。

忘れないうちに全容を書き留めておきたいと思います。


毎年オープニングに必ず歌う「小さな空」

今年は、開き始めた桜を思わせる透明感のあるテノールソロから。

何度やっても難しい曲です。

最後の一音がいつもなかなか決まらないのですが

さて今年はどうだったでしょうか。


この後、恒例となった団長の名物MCが随所に挟まれていきます。

考え抜いた文章を頭に叩き込んで何も見ずに話を進めるのです。

この解説があるから、難しそうな曲、馴染みのない曲でも受け入れてもらえるようです。


団長の挨拶に引き続き聞いていただいたのは、

水俣病慰霊式で長年歌ってきた「祝福」(「ティオの夜の旅」より)

ここ10年ほどは歌っていなかったのですが、

当時より歌えるようになった気がするのは気のせい?

続いて、全日本合唱コンクール今年度課題曲より「七里浜」「Deep River」

私たちが今年度の課題曲に選んだのは「七里浜」でしたが、九州大会で

あの「MODOKI」さんが歌った「Deep River」があまりに美しく、

私たちも歌いたい!と思ったのでした。


そしてこの日のメインに選んだのは

瑞慶覧尚子作曲 淵上毛錢の詩による混声合唱組曲「約束」より

・無門

・野原  

・暮情  ※「ぼじょう」の「ぼ」は「慕」ではなく「暮」 

・約束  〈出発点〉〈無限花序〉〈約束〉の3編の詩から成っている


まずは、八代中学・高校の音楽教諭、守屋先生による詩の朗読から始めました。

(守屋先生は水俣高校出身、元合唱団員、現在、水俣演奏家協会会員でもある)

素晴らしい朗読と、団長の解説で、詩の世界を堪能してもらい、

演奏で詩と音との融合を味わっていただきました。


「無門」は柴田南雄先生 「出発点」は新実徳英先生 「約束」は柴田先生、新実先生の

作曲されたものも歌ってきました。作風はそれぞれ違っても、詩人の思いをそれぞれで感じ、思い、音に乗せて(音によって)表現しなければなりません。死と隣り合わせの

毎日から生まれる、諦め、達観、希望、自然への慈しみ、愛情、そんなことをそれぞれが

思い、演奏に臨みました。十分とは言えませんでしたが、精いっぱいの演奏しました。


ところで、3曲はアカペラですが、「約束」だけは途中から(「無限花序」から)

ピアノが入ります。ピアニスティックな表現が演奏効果を高める曲です。

元々、女声合唱のために作られた組曲が「合唱団こぶ」さんの委嘱により混声版として

生まれ変わりました。女声合唱とは違う「約束」が表現できたでしょうか。


15分の休憩を挟み、第二部ですが、今日はここまで。続きはまた今度。

第二部は濃すぎて、書く方にも気合が必要です(;'∀')

少々お待ちくださいね。










 
 
 

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